気仙沼漁師カレンダー制作10年の歩みが書籍化

気仙沼漁師カレンダー

海と生きる―「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年
11月26日、集英社から発売!


漁師さん始め多くの関係者の方々のご協力をいただき、2014年版から2024年版まで10ヶ年にわたって製作を続けてきた「気仙沼漁師カレンダー」。その10年の経過についてまとめた本が、11月26日(火)に集英社から出版されることになりました。著者はカレンダーの制作にもご協力いただいたライターの唐澤和也さん。被写体となった漁師さんや撮影を担当していただいた写真家さんたち、そしてつばき会メンバーなど製作に携わった関係者を徹底取材いただき、カレンダー誕生の秘話や製作の舞台裏エピソードなどを織り込んでいただきました。写真家さんたちのインタビューや、それぞれが選んだ思い入れの深い1枚なども収録されており、貴重な本となっております。ぜひ、お手に取り、読んでいただけましたら幸いです。

 【詳細情報

・書籍名 海と生きる―「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年

・著者  唐澤和也 / 監修 一般社団法人気仙沼つばき会

・発売日 2024年11月26日

・価格  2,420円(税込み)

・仕様  四六判ソフトカバー272P(うちカラー16P)

・本の帯のメッセージをいただいたのは、女優の樋口可南子さん(気仙沼つばき会顧問)。

「作り手の本気が伝わるカレンダー。 そのドキュメントを一気に読みました。 

最後には、漁師さんの向こうにある美しい海が残りました」


【気仙沼漁師カレンダーとは】

海で生きる漁師さんたちのカッコよさを全国に発信したい—。その一心で2014年版から制作を重ねてきました。カレンダー制作に関しては素人の私たちですが、巨匠と言われる藤井保さんを皮切りに、写真界の芥川賞と言われる「木村伊兵衛賞」を受賞した浅田政志さん・川島小鳥さん、「日経ナショナルジオグラフィック写真賞」を受賞した竹沢うるまさんなど、日本の写真界の第一線で活躍する方々に撮影していただきました。

 カレンダーの企画・デザイン等を評価する「全国カレンダー展」では、最高賞である「経済産業大臣賞」を4回、その他の賞を3回の計7回受賞しています。


<「気仙沼つばき会」とは> 気仙沼でのおもてなしを考えようと、2008年に女性限定で結成された団体。港町としての文化や魅力を活かしたイベントの企画・運営、情報発信に取り組んでおり、漁師カレンダー以外にも、長期の航海に出る船を手旗で見送る「出船おくり」や、魚市場を特設会場にして行う「市場で朝めし」などの企画・運営も行っています。2023年に一般社団法人化し、ジェンダーギャップ解消などにも取り組んでいます。