3月8日の【国際女性デー】に合わせて、気仙沼つばき会のメンバーで、「ジェンダーギャップ解消プロジェクト」の会員企業を増やすためのローラー作戦を実施しました!

3月5~8日まで約50件の企業を訪問し、うち約30社のみなさまが即日お申込み、または申込を約束していただきました!
説明にうかがうと、「取り組みは知っていたけど入会するのは知らなかった」とか、「ジェンダーギャップ解消の必要性が分かった」などと前向きな言葉をいただきました。一方、必要性は理解しつつも、マンパワー不足でなかなか体制を変えられていない実情なども教えていただきました。
毎年約1000人ずつ人口が減っていく気仙沼。中でも、若い女性が進学等で市外に出たきり、帰ってこない割合が高いという実態が分かっています。やりたいことがあって市外で挑戦するなら応援したい!だけど、働く場所として気仙沼市が選択肢にも入れられていないとしたら…それはさみしいですよね。
会社に子育てを応援する制度がない、または制度があっても取得しづらい、給与が安くて子どもをちゃんと進学させられるか心配…。女性がそんな不安を持っているのも事実です。
人手不足が加速する中、一人一人が最大限力を発揮できる職場づくりが必要です。気仙沼市のジェンダーギャップ解消プロジェクトでは、会員企業のみなさんで実態を共有し、学び、少しずつでも改善を進めていこうとしています。
現在は「女性」に焦点を当てていますが、外国人や高齢者等、さまざまな方が活躍できる土壌づくりにもなるはずです。
なお、ローラー作戦の様子は、3月12日(水)の地元紙・三陸新報に取り上げられました。訪問先のみなさま、さっそく申込を完了してくれていて、会員企業はローラー作戦前の倍以上となる59社に増加!令和7年度の目標としていた50社もすでに超えてしまったとのことでした。
仲間は増えましたが、本当の挑戦はこれから。たくさんの会員企業とともにジェンダーギャップ解消へ踏み出す気仙沼の挑戦に、今後ともご注目ください!
