【報告】地域の未来を変えるレシピ 第1回目(7月13日)

お知らせ

「ジェンダー×政治・まちづくり」をテーマに開催している「地域の未来を変えるレシピ」。

1回目は、女性議員が半数を占める武蔵野市議会から、市議のさこうもみさんにお越しいただき、女性市議として働くリアルいついてお話いただきました。

もともとは大手クラウドファンディングの会社にいらしたさこうさん。コロナ禍で、休業を余儀なくされるお店の事業継続支援や、保育園のマスク購入費支援などの依頼が相次ぐのを受け、「これって税金でやることじゃないの」「税金の使い道を決めたい!」と思い立ち、市議の道に進んだそう。

ジェンダー、気候変動、外国ルーツの方の支援を主要テーマに掲げるさこうさん。これまで、妊娠に戸惑いのある方向けの相談窓口の設置や避難所の多言語対応を提案し、実現させてきました。「市という単位はスピード感を持って物事を変えられるのでやりがいがある」「自分は1人だけど、投票してくれた何千人の意見として話を聞いてもらえる」「例え自分がいなくなっても、社会にルールを残せる」と語り、市議として働く意義を語っていただきました!また、市民と対話し、その声を政策として提言し、実現していくプロセスを「みんなと民主市議の筋トレをしている」と表現されていたのも印象的でした。

ちなみに、女性が半数を占める武蔵野市議会、今やベテランの男性議員でも、16時を過ぎると「そろそろお迎えの時間じゃない?」と気にするようになったそう。飲み会やたばこ部屋で物事が決まる、いわゆる男性主導の意思決定もなくなったそうで、女性が増える意義、それが政策に与える影響も感じました。

なお、この地域の未来を変えるレシピ、4回連続で開催しますが、すべての会において、イラストレーターのあかりんがグラレコを作成してくれています。イラストで議論の様子が見られますので、参加できなかったけど興味がある!という方は、ぜひご覧ください!

次回開催は8月24日(日)10:00~12:00です。第2回目からの参加も大歓迎です!

皆さんのお越しをぜひお待ちしております!